- てっせん
- I
てっせん【撤饌】神前の供物を下げること。⇔ 献饌IIてっせん【鉄扇】骨を鉄で作った扇。 親骨だけが鉄のものと, 骨全部が鉄のものとがある。 近世, 武家の護身具として流行した。IIIてっせん【鉄泉】鉄イオンを多量に含む鉱泉。 貧血症・リューマチ・婦人病に効く。IVてっせん【鉄線】(1)針金。
「有刺~」
(2)キンポウゲ科のつる性の木質多年草。 中国原産。 クレマチス属の代表種で, 日本には寛文年間(1661-1673)に渡来し, 観賞用に栽培される。 茎は細く長く伸び, 羽状複葉を対生。 初夏, 葉腋苞葉一対がある花柄を出し, 径約8センチメートルの花を上向きに平開する。 萼片は花弁状で六個あり, 白色または帯紫色。〔鉄線花は ﹝季﹞夏〕Vてっせん【鉄銭】鉄で鋳造した銭。 寛永通宝一文銭・四文銭の一部, 仙台通宝・箱館通宝, 盛岡藩の大黒銭・富国強兵銭などがある。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.